テキトーヨシダのブログ(テキトーヨシダ氏の秘書が作成)

こちらでは、写真や日常的なことに対して本音を書いている辛口ブログとなっております。

「クレーマー第一の接客」は終わりにして「人間的な接客」にするべし

先日、ブロガーであり、かさこ塾長でもあるかさこさんが、
こんな記事を出していた。

 

レジでSuica(スイカ)を出しているのに「Suicaでよろしいですか?」と確認する店員のバカさと驚きの理由
https://kasakoblog.exblog.jp/27526993/

 

まず、この内容に関して「お客様視点」として正論である。

なので私は、逆に「店舗(会社)側の視点」を述べることにする。

先に前提を書くと、
店舗(会社)側のやり方には大いに疑問を抱いている。
また、完全な店舗(会社)過失のクレームは、この記事では触れる気はない。

 

まず、今の世の中のお店(会社)のほとんどが、
「クレームを出させないようにする接客が基本」である。

特に、コンビニやチェーン店系のお店は典型的。
聞いた話だが、スタバはマニュアルがないそうである。

 

昔は「人間的な接客が基本」で、マニュアル的なことが少なかったが、
このクレーマーの存在によって、クレームが増え、
それに対応するため、接客がだんだんとマニュアル化されている。

悪くも良くも、
クレーマーの影響で、お客様満足よりも「クレーマー満足」
という流れになってしまった。
結果、接客対応がマニュアル化されているのが現状。

要するに「クレーマー第一の接客」である。

もっとひどいのは、ネットに要点(自分の不都合も含む)を省いて、
お店(会社)の不満だけ取り上げる悪質クズクレーマーも実際にいる。

ということから店員(社員)は常に警戒しているのが現状である。

クレーマーの正体がわかれば問題ないけど、わからないから余計に神経質になる。
結果、残念なことにお客様は平等に扱わないとならなくなる。

 

さらにもう一つ大きな問題がある。
それは内部の評価である。

店舗や会社側も内容問わずクレームが起こると

【クレームは悪いこと、評価が下がる】

という変な公式が蔓延している。

 

店員(社員)に
「失敗は成功のもと」とか、「失敗して人は育つ」

と言われるも、こんな環境では失敗できるわけがない。

 

悪いことは言わない。
アナログ的、人間的な接客をやった方がずっと良い。
店員の対応に丁寧さを感じたら、一般的にはクレームにならないはずだから。
もちろん、相応のリスクは伴うけど、
そこはお店(会社)は柔軟かつ寛容に対処するべし。

そして今後、
悪質クレーマーに関しては、内部でリスト登録してしまい、
今後は利用禁止したり、接客を完全無人自動化で行うよう仕組んでも良いかと思う。

もちろん、タクシー含む公共交通機関も同様である。
そんな悪質クレーマーに対して利用する資格なんざ一切ないから。