2013年、私は税務調査に入りました。
今までずっとこのネタについて、リアル体験記を書いてましたが、
長編となってしまったため、今回シリーズとして6回に分けて公開します。
今日は第4回です!
【しばらくして・・・】
12月中旬に入り、再度税務署から電話があった。
「前回レシートを拝見していないので、もう一度伺いたい」
という内容。
それも、前回同様に具体的な説明がなされないままの対応。
「拝見していないのはあんたの都合であって、知るかヴォケ!」
「こいつらは全く判ってない・・・」
そんな気持ちと疑心暗鬼でいっぱいでした。
【税理士との事前打ち合せ】
とはいえ、このまま一人で対応するのは限界だったので、
私の実情を理解している友人の税理士に相談し、税務調査当日に立ち会う事に。
こうして、立合時に必要な書類の手続き(委任など)を行い、
2013年は年を越したのであった。
2014年に入り、1月中旬に事前の打ち合せ。
その時は大きな事もなく淡々と終了し、2回目の調査日程の希望を提出。
【日程が決まり・・・当日】
こうして日程が決まり、あとは当日に備えるだけです。
とはいえ、特段の準備はする必要がないので、あとは待つだけです。
そして当日
前回と同じ担当者2名がやってきた。
そんな私は「100%重加算税狙いが目的」だという気持ちでした。
午前中は
税理士が立ち会っているにも関わらず、詰問などしバトルモード炸裂でした。
「徹底論破してやる!」の気持ちが蔓延してました。
こうしてお昼に入り、
改めて税理士と打ち合わせして、午後に入った。
そこで、まずは淡々と応じるようにアドバイスをいただいた。
ということで午後は静かにして淡々とし、質問だけに答えたのであった。
税理士の方でも私が実態伴っている活動していることを説明されたので、
大きく荒れる展開はなかったものの・・・
終わって、税務署と税理士の静かな駆け引き
今回について、最終的に大きくは3つ
・「事業収入」ではなく「雑所得」
・「飲食代」について、1人で食べた分は経費にならないのでは?
・「家賃50%の経費」は明らかにおかしい
以上の話でした。
これらについて、
・「事業収入」ではなく「雑所得」
その場合、もし雑所得になったら、会社員の給与との通算計上はできず、
全額税金となり、還付金の全額が追徴となる。
なので、この選択肢は100%なしになった。
そうすると残りは
・「飲食代」について、1人で食べた分は経費にならないのでは?
・「家賃50%の経費」は明らかにおかしい
となる。
・「飲食代」について、1人で食べた分は経費にならないのでは?
まず、飲食代については、
「ビジネスミーティング時に食事をし、二人で割り勘」というのも
現状あり得るので
「一方的に経費対象外とするのは明らかにおかしい」と調査官に反論。
・「家賃50%の経費」は明らかにおかしい
残りは「家賃の経費計上」です。
自宅兼事務所だが、これを「経費50%」にすることは、
ワンルームの部屋の間取りからして現実的に難しい
ただし、部屋が複数ある場合は、計算など話がしやすい。
また、
専有面積や、兼業している人は、労働時間まで考えて経費を出す必要ありということ。
こうして税務調査は終了し、税理士と税務署の交渉ステージに移った・・・(続く)
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