機材を完全売却し、両手をもがれた気分の私だったが、
もちろん職場上では大っぴらに言えず、気持ちがモヤモヤしたまま過ごした。
そんな中、
地元のYOSAKOIソーランチームを撮影する機会を頂いた。
しかし機材がないため、
止むなく職場の一眼レフカメラ(キャノン製、貸出物品)を借りて
撮影となった。
久々だったので、思い切り撮影!
ところが「あることに気がつかず」の撮影だった・・・
この一眼レフカメラには「パノラマ撮影スイッチ」があって、
半分以上パノラマモードで撮影していたことが判明。
それもかなりの量を撮影していたが、納品まで気がつかず・・・。
出来上がった時は顔面蒼白になった。
「これヤバイじゃん・・・」
というくらい、もう表に出られないんではないかと思ったくらい。
しばらくしてチームの練習もあり、写真展示&販売のお話もあった。
この時に代表から
「素晴らしい撮影だった!!」というお褒めの評価でした!
聞いた時、一気にホッとしたのであった。
結果良ければすべて良しです!
展示&販売だったので、
販売納品作業がパノラマサイズということでかなり面倒だったが、
無事に終了となった。
その後、
完全にカメラマンという面影すらなかった私だが、
写真のことは頭に離れることはなかった。
一眼レフカメラがない間も、
デジタルカメラ(当時5万円程度)が出たので代わりに撮影するも、
やはり感覚が違うし、一眼レベルとは程遠い。
たとえていうなら
本物のライフル銃と、BB弾のライフル銃くらいの違い
といったほうがわかりやすいかも。
ファインダーも液晶なので、感覚が全く違うのを実感。
しばらくすると、
携帯電話でのカメラも出てきて、
デジタル一眼レフカメラが店頭に出てきたものの、
値段を見ると、50万円以上するというレベル。
もちろん出始めなので値段も相応に高かったが、
そこでよしだが思ったことは・・・