過去にNP社と、NW社のネットワークビジネスに関わった。
そんな中、NW社に関わった当時、
ふざけていたリーダーがいたので、ここに公開する。
当時大手町にあったNW社だが、
薬事法、特商法などの絡みで、会社自体が処分を受けた。
ここまでは、会社の不祥事であるが、特段問題としない。
問題はここからである。
処分受けて数日後、
グループの緊急ミーティングということで、ある都内の会場へ向かった。
この時に、あまりの違和感に、不信感しか残らなくなった。
それは、
ミーティング開始後すぐ言ったリーダーの言葉、
「この大変な時期、みんなで一体になって、乗り切りましょう!」
という一言。
そして参加者全員が拍手喝采という、何ともキモい光景。
要するに、
「不祥事は起こったが、一体になって乗り切りましょう!」
と、明らかに囲い込み発言だった。
私は心の中でドン引きし呆れ返った。
感じたのは「ヴァカかお前ら!?」でした。
なぜ違和感を感じたか?
今回のような「不祥事発生後の臨時ミーティング」だったら、
まず先にいうことあるんじゃねぇの?
と感じたから。
今回の場合だったら
・発生した不祥事の詳しい経緯
・会社はどんな処分を受けたのか
・会員(ディストリビューター)にとってどんな影響があるのか?
・今後、グループとしてどういう活動方針にするのか?
一番先に、この4つを順番に、誠意を持って説明するべきである。
それも、トップリーダーや、NWの社員が行う。
リーダーって、グループを引っ張る人たちなんだから、
まずはあなた達が真っ当にやろうよ。
それに対して
「説明なくして、単にグループ一体になって乗り切りましょう!」
・・・って言われても困るし、知らんっちゅーの!
やるんなら説明から。
その後に一体になって乗り切りましょう!とエールをかける
という流れが、当然かつ一般的。
終わった後は、
ただただドン引きの気持ちを残して帰宅した私であった。
この後しばらくして、NW関係とは手を引いた。
同時に、MLMについては、実質関わらないことにした。
不祥事自体はどこの会社でも十分起こりうる。
しかし、MLM系の会社だと、たとえ会社が教育、指導しても、
レベルの低い金の亡者や、末端のディストリビューターが
バレないだろうと言わんばかりに違反行為を起こす
というのは往々にある。
皮肉なことに、口コミビジネスなので、
MLMの不祥事に対してマスコミは、スポンサー関係がないこともあり、
普段比200%で言いたい放題、大きく取り上げる傾向である。
起こったのなら、まずは事情説明と、今後の方向性を伝える。
そしてから、一体になってがんばろう!という流れでやるべきだと感じる。
以上である。