私の体験だが、
そういう輩に限って、あれこれと注文をつけたがる！
「高いので安くしてもらえまんせんか？」の発想だが、
私も過去に公務員など組織人として、
「調達業務は安いところから購入するのが当たり前」
の発想だったので気持ちはわかるし、そこは同情はする。
しかし、個人事業主の立場でいうなら、180度逆である！
そんなことを真っ当にやっていたら、個人事業はおろか中小企業は簡単に倒れる！
わかりやすい例として、小屋を仮に建てるとしよう。
もし、DIYで行う場合
・自ら設計
・ホームセンターなどで材料と工具を購入
・自らの時間を使って作業
なので、一番安く済むであろう。
しかし、外注で行う場合は話は別である。
・業者が設計
・業者側が材料と工具を用意
・業者側が作業する
以上の流れからわかるとおり、あなたが本来自作しなければならない時間を節約し、業者に時間をかけて作っている。
そういう流れなんだから、費用が高くなっても当然である！
私の写真撮影も同じである。
・機材
・交通費
・撮影技術料
・現像作業料
・写真などの学び
と費用を費やしている。
同時に満足度を高めるために、必要な学びも行う。
一朝一夕でスキルは体得できないのである。
私の写真撮影に関しては、打ち合わせを行い、この時点で価格も提示する。
そこでOK頂いた方はお支払へと進むが、高いと言ってきた際は断る。
（もちろん私の撮影の考え方や趣旨に合わない人も断る）
ちなみに、いま私に「安くして！」と言ってきた場合、
「経団連会員企業の著名な会社経営者も、私の提示した代金で撮影しております」
とお伝えして断ります。
基本、起業家、個人事業主をターゲットにしている以上、
「安くしてくれ！」という相談は受け付けない。
非営利団体の場合のみ要相談で対応するが、組織を徹底的に調べ、
私の中で収支予測を見ながら可否判断する。
水面下でお金を頂いているケースは往々にしてあるから。
企業も認めているクオリティに対して、安くしてというのは言語道断である！
その代わり、提供サービス品質と価値の向上は常に行っているというか、これは責任である。
貴重なお時間を有効に使うことが必要だから。
また安くしてと言ってくるケースのほとんどは、
やたらと注文（わがまま）が多いし、
支払時は何かに因縁付け、お金払わないケースもある！
安くしてと言われ、提供者が応じた瞬間、
相手に主導権が渡ってしまい、最後まで不利な状況で行うことになる。
「安くできるんだったら他のわがままも通用するんだ」という心理につけこまれてしまい、まさに百害あって一利なしです！
なので、
サービス提供している方は、堂々と自信を持って価格を伝え、
状況によっては毅然と断るべきである。
個人事業やっている人は、
断る権利も持っており、同時に価格も自由に設定できる。
ただし、設定価格に対して相手がどう判断するかは別ということだけ覚えておくこと。
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