毎年の人事院勧告というのがあって、
これにより公務員の給与(本俸)が改定される。
地方公務員についてはここではスルーするが、
今年は国家公務員の賞与(=期末勤勉手当)が減る予定とのこと。
これについてだが、違和感を常に感じる。
マスコミの風潮をみていると一番わかりやすいが、
公務員給与が引き上げの時は、やたらと騒ぐくせに、
引き下げの時は、ちょっとだけ記事にする以外、全く騒がない。
元公務員だけど、公務員の片棒を担ぐ気はない。
もちろん「やるべきことをやってくれという大前提」である。
なので「やるべきことはやってくれ」と言いたい。
特に前例主義踏襲ではなく、今の社会情勢に対する法律の積極的改正について。
(細かいことは語りません)
ただ「ごく一部の仕事やらない連中」をネタにし、マスコミなどで
あたかも公務員全体といわんばかりの叩きかたは、ナンセンスの極み。
やりがいと報酬は比例するが、公務員は実際比例していない。
極端だけど、言われた仕事すればいいだけなので、
保険営業などと違い、実力というのは数字化することが難しい。
でもって、いまだに残業の美学が続いている。
残業すれば優秀で、しない人はクズの風潮が強い。
あと、上司次第ではどんなに優れた仕事しても反映されずに燻る可能性も高い。
手当があっていいなという話も多いが、基本少額。
民間企業の方々と比べてずっと自由度はない。
副業は法律的に厳禁!
「働き方改革」はあれど、
あくまでも民間企業ありきで公務員は副業できないのである。
公務員にとっては、もっと手当を厚くしていいかと。
今回の新型コロナで、特に中央省庁の関係者は内容はともあれ、
不眠不休に近いくらい仕事していたはず。
それであっても、
残業手当(超過勤務手当)は100%もらえないのが現実なのに、
「給料下げろ!」と言っている人たちの気が知れない。
最低時給以下の生活を強いること自体大間違い!!
公務員は実質国に縛られて生きていくんだから。
その代わり、大きな犯罪などに対してはビシッと懲戒免職など出す。
(犯罪したら、停職処分させ、依願退職というやり方も多い・・・)
・・・そういうと
「私だって縛られてるんだ!」という反論が聞こえるので補足
一般人だと、辞めるや廃業という選択肢は「まだ容易に」生まれるが、
公務員だと、辞めるという選択肢は基本使わせてくれない。
私もそうだったが、
辞めるという意思表示から実質3ヶ月以上かかったし、
ラストは上司が親に電話する始末。
基本的に「面倒な交渉」を通して行うという不思議な環境である。
もっというと、
公務員の異動シーズンにまとめて処理したいという本音が見え隠れしている。
それ以外での退職は人員減の中で仕事という状態から、
上司が嫌がるのと上司自身の評価が下がるから「門前払い」も普通にある。
さらには生活なども自由が縛られ、
プライベートでも一見自由に見えるけど現実はそうではない。
それくらい公務員は縛られるのである。
所属の欲求が強い人は影響ないが、
自由の欲求が強い人はストレスになること間違いない。
民間人はまだ選択肢が多い。
もちろん、
あらゆる代償が絡むケースもあるが、それでも公務員よりは選択肢が多い。
個人で公務員に対してどう考えようと自由であるが、
基本、公務員というフィルターを抜きにして公務員の実情をみて欲しい。
以上
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