はっきり店舗に対して拒むか、
発行元のクレジットカード会社に通報することである。
この際、証拠として、
領収書、本来払うべき(現金払)金額と、
カード払い時の金額両方を申告するとなお良し。
実は、
多くの方が使っているクレジットカード。
最近ではカード会社発行のデビッドカードも出てきて、
カードを持っている人が急激に増えた。
支払う際に、
本来は手数料を加盟店負担するようになっている。
しかし実際は、
手数料の損失分を埋めたいがために、
お客様に手数料を請求するという
ふざけた対応をするお店がある。
*最近ではカード会社発行の
デビッドカードやプリペイドカードもあるが、
ここではまとめて「クレジットカード」とする。
*手数料といっても、
割賦(リボ)手数料ではないので、誤解のないように。
先に大切なのでお伝えすると
手数料を、お客様に請求する行為は、
「加盟店規約違反」です!
どうして「手数料をお客様に請求する行為」が起こるのか?
「規約違反だ!」と言って片付けるのは簡単である。
とはいえ、実情を知るという意味から、
まず、お客様と店舗、カード会社の流れを先に説明する。
まずは売上金の流れについて
クレジットカード販売による
売上金の流れを簡単に説明すると・・・
・お客様が「A店」で「100円」購入し、
クレジットカード払いをする↓
・カード会社に情報が入り、立替払される
(「A店」で「100円買った」という情報が入る)↓
・カード会社から「A店」に
手数料を差し引いた金額(仮に98円とする)が振り込まれる
という流れ。
(以降はカード会社がお客様に
請求するという流れであるが、今回の記事では必要ないので、ここでは割愛)
要は、
現金払すると「100円」入るものが、
クレジットカード決済すると、
お店側は2円損失し「98円」となる。
この損失(ここでは「2円の差額」)を埋めたいために、
店舗はクレジットカード払いしたお客様に、
手数料を請求するのである。
それも、お客様が無知なところにつけこむように。
余談だが
タクシーでもクレジットカード決済を拒む乗務員が
いるようである。
これは手数料相当が、会社ではなく
乗務員負担になっている会社の可能性が高い。
(本来のあるべき姿になってない会社で、法律違反)
カード払いの手数料請求は、どういう業種に多いか?
・飲食業
・スナックなどの飲み屋
・個人事業(小規模)のビジネス全般
が特に多いようである。
基本、問題なくやっているところが多い。
しかしひどいところでは、
クレジットカード決済すると意思表示した途端、
手数料以上に大きく割増するところもある。
また、クレジットカードの支払いを拒むこともある。
他に、飲食業で多いのは、
「ランチは現金払のみ」「カード決済は◎◎円以上」というところも。
ランチは、利益率を抑え、手軽に食べていただき、
夜の集客手段としてやっている影響もある。
あと個人事業(小規模)のビジネスでは、
多くはPayPal使っているが、
セミナーなどの受講料を分割した際、
約4%増しで払うというパターンもある。
加盟店がカード会社に払う手数料
これについては、
「業態」「規模」「取引高」などで異なる。
また手数料も
「定額制」「従量課金制」など、
あらゆる形態が存在するので、一概に手数料率は言えない。
ちなみに、
最近決済代行で個人事業などが使っている
PayPalやsquareなどは、固定費用はゼロだが、
取引発生時に取引額の3〜4%差し引かれる。
もし実際に手数料を請求された場合は?
・払った後クレジットカード会社に報告し、
アドバイスを頂くのと同時に指導をお願いする
・店舗に「手数料を請求するのは違反」と言って拒む
この2点のいずれかが基本的な対応。
クレジットカード払いをしている人は、
ぜひ参考までに^^